ワタシの日記

日々をとりとめもなく。

苦しい夜

 

music69story.hatenablog.com

こちらのつづきです。

 

三男からのLINEに

帰る途中

と返信したら

”俺は死ぬかもしれん”

”俺に進学は無理だったのかも、行きたいとは思っていたけど”

って返ってきて、”死ぬかもしれん”

なんて書いてあるからめっちゃ動揺して胸がキューッと苦しくなりました。

はぁ…しんど。

 

しかし、入学式前に「踏んばれ」と伝えた私には他にできることは何もないのです。

 

気持ちを切り替え(現実逃避かな)目の前の施設の見学に行き

短い時間でしたが心配事から離れ楽しみました。

 

その後ホテルにチェックイン。

小雨になっていたのにまた強い雨と風になって外でヒューヒューって音がする。

部屋に入るとどっと疲れが出ました。長時間の運転と、入学式、三男の心配で張りつめていたから…

 

部屋で一人になるとまた三男のことを思い出し苦しくなってきました。

これまでの経験から、

苦しいときはひとりで抱えていてはいけないとわかっているので

だれかに話さなくちゃ、相談しなくちゃと思いました。

二人の人が頭に浮かんでどちらに話を聞いてもらおうかな…としばし考え

定期的にお会いしている臨床心理士の先生に

三男の状況と自分が苦しくてどうしたらよいかわからない

と言う内容でヘルプのLINEを送りました。

 

返信はすぐには来ないだろう、と

疲れた体をほぐすため大浴場へ。

平日ということもあり誰もいなくて貸切状態

広くて温かい湯船に浸かって足をマッサージ。ああ、お風呂サイコー。

 

お湯の流れる音が響く大浴場で

ひとり三男のことを思う。 

だいじょうぶかな

学校やめちゃうんだろか

帰ってきたらどうしよう

学費たくさんかかってるのにな

苦しいんだろうな

 

いろんな思いが頭のなかをぐるぐるしている。

でもいま私にできることはなにもない

そう思うと胸がなお苦しくなってきます。

 

こんな時は祈るしかないと思いました。

湯船の中で

”三男がこの困難を乗り越えることができますように”

繰り返し祈りました。ほんの少しだけ気持ちが落ち着きました。

 

お風呂から上がって

当初の予定では地元の飲食店で海の幸を堪能するつもりでしたが

家を出るときから胃痛が続いていて食べられそうにないし、行く気力もなくなっていたので近くのスーパーで買ってきた惣菜を食べたのでした。

 

食べ終わってまだ9時にもなっていなかったんですが

このまま起きていると三男のことを考えてしまうし

LINEがきたらドキドキするし

疲れてるし

もう寝るしか!となって消灯、目を閉じました。

疲れていたのですぐに眠りにつきました。

 

”ブーッ”

スマホが震えてビックリ飛び起きる。時間は11時。

臨床心理士の先生からの返信かな?それとも三男(ビクビク…)?と思ったけど

この春から就職で関東に引っ越したばかりの長男からの着信。

なにごと?暗闇の中で長男と話をする。少し前に地震があったそうで怖い〜っていう電話でした。なれない土地でひとりなので心細かったのでしょう。

わたしは半分寝ぼけた調子で長男と話をした後、再び眠りにつきました。

 

つづく