ワタシの日記

日々をとりとめもなく。

校長先生からの電話

 

music69story.hatenablog.com

 

三男のお話。つづきます。

 

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青い空、海、山、灯台

自然っていいですね

 

臨床心理士の先生に気持ちを聞いてもらったし

快晴のなか素敵な景色を見て明るい気持ちになれました。

予定通り観光をして昼過ぎに自宅に向けて出発。

 

車を走らせながら、それでも頭に浮かぶのはやっぱり三男のこと。

でも、入学式に向かっていたときとは違う気持ちになっていました。

 

前のブログにも書きましたが

『お母さんが苦しみを取り除くことはできない』

という臨床心理士の先生の言葉からの気づき。

三男の困難は彼のものであって、私がどうにかできるものでもどうにかすべきものでも無いということを意識させてくれ、

あとは学校におまかせしよう。

と思えました。

 

そして三男が居る寮からだんだんと離れて行くにつれ気持ちが軽くなっていく。

物理的な距離も気持ちに作用するんだ。不思議なもんだな

なんて考えていたところ

 

スマホに着信。携帯の番号だけど誰かな?

ハンズフリーで電話に出る。

「校長の◯◯です」

ハッ、校長先生直々にお電話。

そこで三男が今日から始まった授業に出なかったんだな、とピンときた。

 

校長先生は

この専門校の先輩で1年引きこもっていた学生もいたが

後輩ができたのがきっかけで今は頑張っている

授業の遅れなどは後からフォローするからそんなに心配しなくて良い

とお話してくださった上で

お母さんの考えをお聞きしたい

とのことでした。

 

私は

三男が苦しんでいるのを見るのは辛いけれど

今連れて帰ったとしても、また地元で何か困難に出会った時

同じようなことになってしまうと思う それは違うと思う。

彼のためにならないから 私もそんな彼をみているのは辛いけれど学校におまかせしたいと思っている。

でも、辞めたい 帰りたい 辛い というLINEが来て動揺してしまう自分もいる。

と伝えました。

 

校長先生は

本人も周りも辛いと思うけれど 本人、お母さん、学校みんなで乗り越えていければ。

お母さんもLINEに一喜一憂しないで 長い目で見ていきましょう。

ひとまず学校にまかせてください。

気になることはいつでも担任や学校に相談してください。

というようなことをおっしゃってくださいました

(日にちが経って忘れかけている私…)

 

それまで

学校の事務の方、担任の先生にも相談し

対応していただき大変ありがたかったのですが、校長先生ともお話ができたことで更に心強く感じました。

引きこもっていた学生も今頑張っているということ

授業に出られていない状況に焦らなくて良いということ

を知ってホっとしました。

 

あらためて

学校におまかせしよう、と心が決まりました。